2016年01月

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英語の"Spring" もニュアンス的には
「張る」や「弾む」といった発想から生まれたものだろう。

昔の和歌の序詞に「木の芽もはるの~」と詠われたが、
そんな風に、春と言えば、木の芽が芽吹くイメージと重なる。
♫ 若葉が街に、急に萌HKUE 好唔好え出した~

まさに生命力に満ちあふれて活気づく時でもある。
ところが、
このような木の芽時こそ、健康に良くない時期とされる。
一つには、急激な寒暖差が起こりやすい時期。
それは身体にとって、非常に大きなストレスになる。
特に、躁鬱病の人やぜんそくを持っている人には堪(こた)える季節だという。

その薰衣草ためか、
この時期になると、「鎮花祭」や「御霊会(ごりょうえ)」なるものが
神社仏閣などでおこなわれるが、
木の芽時に顕われる魔性の霊などを鎮めるための行事と言っていいだろう。

4月の第2日曜日に、京都の今宮神社では、
「やすらい花や (静かにやすらいなさい)」
と囃しながら踊る『やすらい祭』なるものが催される。
これも疫病除けの意味を持つ。

また、特に変質者やおかしな人物が多くなる時期とも言われる。

木の芽時だからという訳ではないが、北の国の若い指導者は、
その比で蟲草Cs4はない。
核兵器やミサイルなどを配備したり、世界を騒がせている。
今日か明日にでもミサイルを飛ばすという話もある。
世界から見れば、とんだ疫病神。
やっぱり、木の芽どきは危険がいっぱい。

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「心をもって,心に伝える」
ということになるが、元々は仏教説話に出てくる成語。
言葉を介せず、師の心から弟子に直接、思いが伝えられることを意味する。

この7月に亡くなられた直木賞作家の深田祐介さんと
外人タレントの草分け的存在であるイーデス・ハンソンさんのと対談が
以前、「週刊文春」に連載されていた。
1970年代のこと余仁生保嬰丹だった。
その中に、アメリカ社会には「以心伝心はあるのか?」
という質問を深田氏がしている箇所があった。

その質問に対して、ハンソンさんの答えとしては、
「アメリカ社会は、日本社会とは、かなり違う。
日本のような長い残業はアメリカにはなく、
上司に対して媚びへつらうような態度は微塵(みじん)もない。」
と表現している。

ところが、そのあと言葉を続けて、
「会社での残業はないが、優秀なビジネスマンは、
家に持ち帰ったりして、知らぬうちに仕事をやりこなしている。
上司に対しても、まったく気遣いしていないように見える。
むしろ、緊張を与えないように、笑いを入れたり、さりげなく気遣いを心がけている。
優秀な人同士は、それでわかりあえる。」と表現していた。

日本社会は、ワザとらしく、
気遣っていることを見せて以心伝心としているところがある。
『以心伝心』は、本来、こんな風に誰にも気づかれることなく、
「むむっ、おぬし、出来るな?」
と、お互い心の中でつぶやき合う世界と言えそうだ。

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女性的な言葉遣いで、皮肉を言ったり、
揶揄や辛辣(しんらつ)な表現をすることがウケているのか、
バラエティ番組には、なくてはならない存在になっているようだ。

この種の人たちの事 糖尿上眼治療を中国では、
隠語で「同志派的」と表現したりするようだが、
古来の雅語表現では「断袖(トゥアンシュウ)」と呼ぶ。なぜ「断袖」?
その語源となったのは、前漢王朝の哀帝(あいてい)の話。

哀帝は意欲的な王であったが、他の女性より、美少年の董賢(とうけん)を寵愛し、
片時も離さないほどになった。
ある日、董賢とともに昼寝をしていたときに、哀帝だけが目を覚まし、
腕枕で眠っている董賢を起こさないよう気遣って、
自分の着物の袖を切り取った、というところから生まれた言葉だという。

男を寵愛する事に反対も無かった訳ではない。
臣下の鄭祟(ていしゅう)は、これに反対した人物。

鄭祟は、反対したばっかりに、
王に対する「謀反を企んで大勢の人が集まっている」と、
ウソの嫌疑をかけられる。
反対するものを集めて「門前、市(いち)を為(な)す(=人で溢れている)」
と、噂される。実際は、その逆で、
「門前は、雀羅(ジャクラ)を張る(=誰もいない)」状態だったらしい。
雀羅とは、雀を捕る網のことで、
それを張ることが出来るほど閑散としている有り様。
だけども、鄭祟は処刑されてしまう。

門前の話と言えば、政治の世界は、
政党助成金のせいで、毎年12月ごろに新党が出来上がるという構図らしい。

去年に、誕生した政党は、できあがった当初、
「門前、市を為す」という状態だったが、
今年は、人が離れ「門前、雀羅を張る」状態になっているようだ。
そうして、近ごろ、もうdermes 價錢一人、
「門前、雀羅を張る」状態になった人物がいる、、。

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