英語の"Spring" もニュアンス的には
「張る」や「弾む」といった発想から生まれたものだろう。
昔の和歌の序詞に「木の芽もはるの~」と詠われたが、
そんな風に、春と言えば、木の芽が芽吹くイメージと重なる。
♫ 若葉が街に、急に萌HKUE 好唔好え出した~
まさに生命力に満ちあふれて活気づく時でもある。
ところが、
このような木の芽時こそ、健康に良くない時期とされる。
一つには、急激な寒暖差が起こりやすい時期。
それは身体にとって、非常に大きなストレスになる。
特に、躁鬱病の人やぜんそくを持っている人には堪(こた)える季節だという。
その薰衣草ためか、
この時期になると、「鎮花祭」や「御霊会(ごりょうえ)」なるものが
神社仏閣などでおこなわれるが、
木の芽時に顕われる魔性の霊などを鎮めるための行事と言っていいだろう。
4月の第2日曜日に、京都の今宮神社では、
「やすらい花や (静かにやすらいなさい)」
と囃しながら踊る『やすらい祭』なるものが催される。
これも疫病除けの意味を持つ。
また、特に変質者やおかしな人物が多くなる時期とも言われる。
木の芽時だからという訳ではないが、北の国の若い指導者は、
その比で蟲草Cs4はない。
核兵器やミサイルなどを配備したり、世界を騒がせている。
今日か明日にでもミサイルを飛ばすという話もある。
世界から見れば、とんだ疫病神。
やっぱり、木の芽どきは危険がいっぱい。